どうかこの熱が冷めぬように

プレイしたゲームの感想、など。

【考察という名の雑妄想】第7の根源について【オクトラ2】

今回は急に思いついた『第7の根源』についての考察未満‪──‬言うなら妄想話を。

当然のことながらネタバレありです。ご注意をば。

 

 

・ハーヴェイの辿り着いた第7の根源

ハーヴェイが魔物の血の研究(と盗んだオズバルドの研究とその他諸々)から見出したのは、暗黒。

この暗黒は触れた人間がおかしくなるという大問題を抱えたもの。

しかし上記の問題は魔法の運用に際して『方程式が頭の中になければ使えない』という共通の問題として提示されている。

おかしくなっちゃうのはリスクデカすぎだけど。

しかしハーヴェイ自身が(元々嫉妬に狂った獣なのも手伝ってか)上手く扱っており、オズバルドの旅路の果てに立ちはだかっている。

 

・オズバルドの辿り着いた第7の根源

オズバルドは娘のエレナが生きていると分かり、またハーヴェイから守りたいと願った末に『オズバルドが元々持っていた方程式』と合わさり究極魔法という形に成った。

威力としても充分なのかハーヴェイと渡り合い、暗黒を根源とする究極魔法を用いるハーヴェイを破った。

クラリッサはこれを『愛』と解釈してオズバルドに伝えるが、なぜ結婚できたか分からない男でお馴染みのバッさんはこれを不可解だと否定。

いやアンタ割と愛深いよ?

 

・クリア後当初の僕の所感

僕ははじめ、2人が使用した根源を同一のものとして解釈していた。

クラリッサの唱える『愛』説ではなく、第7の根源とは『願い』とか『想い』みたいなものではないか? と考えていたのだ。

オズバルドの持つ『エレナを元の状態に戻したい』という願いの強さは言わずもがな、ハーヴェイの『オズバルドを超えたい』という願いの強さも目を見張るものがあった。別の目的があるとはいえ、そのためにオズバルドから妻子を奪って殺すくらいだし。

だから『第7の根源願い説』も割と遠からずなところはあると思うのだが、ある時僕はこうも考えた。

 

これ別々の根源じゃね?

 

と。

 

・今の僕の所感(妄想)

要するに、だ。

究極へ至る旅路は2つあったと今の僕は考えている。

1つはハーヴェイが見出した『暗黒』。

もう1つはオズバルドが辿り着いた『愛』。

そしてオーシュットが求める『肉』。

後者は『いたわり』や『慈悲』と言った方が正しいだろうか?

クラリッサのサブストーリーでは『欲』の力を集めて暗黒(第7の根源)を呼び出す儀式を行った(獣人副産物)説と、秘められた力を引き出すために儀式が行われた(獣人主産物)説の2つが提唱された。

後者の方が前者を否定する形で提唱されたので、聞き手の印象としては後者の方が強く感じる。

だがこれを行ったとテメノス編で語られるダーケストというのは、作中直接は登場しないが何となく悪者っぽい描かれ方をしている。

まあそっちがミスリードと思わなくもないが、悪者説のまま進めると『そんな奴が欲を解き放って力を得ようとするぅ?』とぶっちゃけ思う。

僕が考えた流れとしては、

ダーケストは暗黒がトト・ハハにあると知る→ついでに暗黒の力について色々な人へ吹き込む→ダーケスト暗黒の力を求める人々を引き連れトト・ハハへ→暗黒を操るために欲の力を集める、ダーケスト以外獣人化→ダーケスト暗黒入手、究極魔法を編み出す(緋月の夜)→副産物とされた獣人にも何故か第7の根源に目覚める者が現れる(オーシュットのポジション)

というもの。

ダーケストがどうなったとか、そういった事は描かれていないものの、緋月の夜という伝承がある以上ダーケストの究極に対抗する何かがあったと考えるのは割と自然ではないか?

だから僕は第7の根源が2つあった説を推す‪──‬‪

 

 

というのは建前です。後から考えましたはい。

では僕がこの考えに至った本当の理由はというと。

 

根源の合計が8つになるから

 

です。

 

…………だってこれオクトパストラベラーだし? 割と8って数字を推してくるイメージあるし? だったらオクトラ的には第8の根源まであった方がキリ良いじゃん???

というわけで、これが雑妄想と題した理由です。本当に何となく。何となくこう考えただけなんですよね……。

 

でも副産物として生まれた『ダーケスト良い奴説』も割と面白そう。暗黒に対抗するため自分も獣人化してたりして。

 

・おわりに

『旅立とう、君だけの物語へ』とトレーラーでも語っている影響か、少しぼかした(本作的に表現するなら『歯に肉が挟まった様な』)部分の多いオクトパストラベラー2。

こういった考察とか自分の中の考えとかを深掘りしてほしいからこそぼかしているところはあるも思うので、本作を愛する僕としては雑でもこういった考察(妄想)を書いてみたいと思った。

とはいえ、数時間前に考えた事を急ピッチで肉付けしただけの雑記事なので読みにくい部分、アウトプットできていない部分は多々あると思う。

 

もし数ある旅人達の中でこんなところまで足を運んでくれた者がいるのなら、是非あなたの考えを聞かせてほしい。第7の根源の話でなくとも。

語り合おうじゃないか、かつてのオズバルドとハーヴェイの様に。